バルブ崩壊後の発売タイミングも不運! デキはいいのに売れなかった悲しき「国産セダン」たち

1:2020/04/05(日) 18:43:59.54ID:SyjKZDkz0●
バルブ崩壊後の発売タイミングも不運! デキはいいのに売れなかった悲しき「国産セダン」たち

コストをかけたマイナー車の存在

 バブル経済期は、商品力を高めるため、惜しげもなく高度な構造、メカニズム、上質な素材を投入する車両作りが行なわれていた。しかし、バブル経済が崩壊すると事情は急変。コストを絞り込んだ開発へと一転していく。

いま見ると美しい? 酷評されたレパード Jフェリーの「垂れ尻」【画像】

 今回は、バブル期の贅沢な設計ながら、実売が崩壊後となって価格変動が生じたモデル、あるいはよく出来たモデルながら不発だった「お買い得グルマ」に焦点を当てて紹介。共通するのは、車両の実力が一流だったこと。それに対してコストパフォーマンスの高かった4ドアセダンを集めてみた。

【レパードJフェリー】

まず、バブル期の象徴、高級車ブームを作ったシーマの流れをくむ日産車、「レパードJフェリー(1992〜1996年)」だ。レパードとしては3代目にあたり、日産の高級車ブランド「インフィニティ」シリーズの一環として企画されたモデルだったため、質的な仕上がりは言うまでもなし。

 ただ、ボディ前後を丸くすぼめたデザインが裏目と出て不発。歴史的に角張った押し出しの強いデザインが支持される傾向が強かった日本の高級車市場だっただけに、丸いデザインは拒絶反応が強かった。

 しかし、ハンドリングは、プラットフォームを共用し、当時このクラスのナンバー1と評価されたセドリック/グロリア、シーマ系をしのぎ、搭載エンジンも3リッターV6と4.1リッターV8の強力な2タイプを搭載。その実力は日産サルーンなかでトップクラスだったのも事実である。

powered by Auto Youtube Summarize

Author: gazouyade

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です