
1:2020/04/07(火) 10:50:18.22ID:AOcPd1xs0●
BOSEは2017年、QC35のファームウェアのバージョン1.2.9にノイズキャンセルの問題があると
フォーラムに報告されているのを発見し、バージョン1.2.10で問題を修正しました。ファームウェア更新後は
問題はほとんど報告されなくなりましたが、2年後の2019年に、ノイズ低減機能とはまったく関係のない
バージョンアップであったバージョン4.5.2で、再びノイズ低減機能の問題が報告されるようになったとのこと。
報告の内容は「ノイズ低減の性能が落ちた」「ノイズ低減の強さを調節できなくなった」といったものでした。
BOSEは問題があると報告されたQC35を入手するため、フォーラムのメンバーに直接連絡を取り始めました。
その結果、少数ではありますが、実際に問題が起きたとされるQC35を入手することに成功。
BOSEは精密検査やファームウェアのバージョンを変えてのA/Bテスト、検査員による音質の評価などの
確認を行いましたが、問題の再現やその原因の特定には至らなかったそうです。
自社や研究機関の調査でも問題の原因を特定できなかったので、BOSEはフォーラムに対して
アンケートを行い、ノイズ低減に問題を抱えている顧客のうち、自宅への訪問を受け入れてくれる
顧客を募りました。その結果、自宅への訪問を受諾してくれた5人の顧客に対し、顧客宅で2時間の
調査を行うことができたとのこと。
一連の顧客訪問によって、顧客のファームウェアアップデートの方法や、Bluetoothのペアリング方法、
意図しないノイズ低減機能のモード切替などは行われていないことがわかりました。A/Bテストでも、
ヘッドフォン間で音質の違いは認められなかったそうです。
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